「霧」島らしさ
12月に入り,わりあい暖かい日が続いています。今朝の気温は10℃。少し肌寒い気もしますが,身も心も引き締まるような気温です。
この季節,中津川周辺は深い霧に包まれる日が多くなってきます。周りを山に囲まれ,東西に川が流れる地形特有の現象ですが,朝一番,霧に包まれた学校は幻想的です。山々が霧に浮かぶ島のように見えたことから「霧島」の地名がついたという話を聞いたことがありますが,今朝のような天気の日は「霧」島らしさを実感します。
せんだん
樹齢?年。雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も・・・。中津川小学校の子どもたちを見守っています。
12月に入り,わりあい暖かい日が続いています。今朝の気温は10℃。少し肌寒い気もしますが,身も心も引き締まるような気温です。
この季節,中津川周辺は深い霧に包まれる日が多くなってきます。周りを山に囲まれ,東西に川が流れる地形特有の現象ですが,朝一番,霧に包まれた学校は幻想的です。山々が霧に浮かぶ島のように見えたことから「霧島」の地名がついたという話を聞いたことがありますが,今朝のような天気の日は「霧」島らしさを実感します。
12月10日の土曜授業では地域の方の御指導をいただきながら「しめ縄(正月飾り)」や「お手玉」を作ります。その打合せのため,昨日の夕方,日ごろからお世話になっているTさんが学校へいらっしゃいました。一通り,打合せをした後,「我が家に柚子ができたから持って来ようか。」とおっしゃいました。そして,再び学校へやってきたTさんが段ボール箱を抱えています。その中にはたくさんの柚子が。部屋中に柚子のいい香りが漂いました。日が落ちると急に寒くなる今日この頃ですが,柚子の香りと鮮やかな黄色い色でポッと暖かくなったような気がしました。
香りや色で季節を感じられるって幸せなことですね。Tさん,いつもありがとうございます。
関東地方では初雪が観測され,東京は交通機関にも影響が出ているようです。今朝の中津川の気温は10℃。どんより曇っていたせいか,体感温度はもっと低いような気がしました。午後になって徐々に天気は回復して青空が広がってきたのですが,気温は上がらず・・・。寒い一日になりました。「寒いね。」「でも,まだ寒くなるんだよね。」「えー,寒くなるのはいやだな。」という声が子どもたちから聞こえています。
韓国岳に目をやると頂上がうっすらと白くなっているような。もしかして初冠雪?一気に冬の足音が聞こえてきました。
秋の気配を感じる肌寒い日があったかと思うと汗ばむような陽気の日もあり,なかなか季節が定まりませんね。
今日は学校の近所の方が「ウンベがあったよ。」と,写真のような実を差し出されました。そして,「ウンベは鹿児島弁だよね。標準語では何て言うんだろうか。」とおっしゃいました。しばらく考えましたが,答えは見つからず・・・。その後,「まあ,なんでんよかが。」と笑顔で去っていかれました。しかし,「ウンベ」と呼んでいた物に別の名前があるとしたらと考えると気になって仕方がありません。さっそくインターネットで検索。その結果,「ムベ」という物らしいと分かりました。「ウンベ」と「ムベ」あまり違いはありませんが,言葉について深く考えさせられた出来事でした。山には「ウンベ」が実を付け,秋はますます深まっていきそうです。
先月,刈り取った稲の乾燥が進み,今日は子どもたち全員で「穂落とし」を体験しました。苗の準備から田植え,稲刈と一連の作業でお世話になっている西村さんから,丁寧に教えていただきながら作業をしました。
足踏み脱穀機を使っての作業でしたが,5・6年生はさすがに慣れた手つきで稲の穂を落としていきました。1年生は初めての体験だったせいか最初は,おそるおそる作業をしていましたが,作業を繰り返しているうちに上手になっていきました。
いよいよ1月には,この米を使って卒業記念の餅をつきます。「実りの秋」に感謝ですね。
今年は週末のたびに台風の動きに敏感になってしまうような気がしますが,心配された台風18号も大きな影響はなく,今日は朝からさわやかな秋空が広がりました。その青空とのコントラストが美しいのが学校のまわりに広がる水田です。稲穂は黄金色に実り,収穫をまっているかのように風にそよいでいます。空の青,稲穂の金,山の緑,中津川には自然が織りなす秋の色が広がっています。来週はいよいよ子どもたちの育てた餅米の収穫を行います。ますます秋の深まりを感じますね。
先週末,保育園,地区公民館との合同運動会が無事に終了し,学校も動から静の雰囲気になっています。9月も明日までというのに,ここ数日の蒸し暑さには閉口してしまいます。しかし,学校のまわりの自然は秋本番を思わせる姿を見せています。
今朝,近所の方から「大きい栗を拾ったから,持って行ってください。」と言われて手渡されたのは立派なイガ付きの栗でした。さっそく,職員室の前の廊下に置いてみると登校してきた子どもたちが「わあ,栗だ。」と歓声を上げていました。その姿をしばらく見ていましたが,数人の子どもが興味深い反応をしていました。「これ,本物ですか?」と言うのです。たしかに,最近は精巧な「つくりもの」もありますが,まず,本物かどうか考えるところが最近の子どもらしさでしょうか。ほほえましくも,驚きを感じた朝の一コマでした。
9月に入って朝晩がだいぶ涼しくなってきました。先週末は台風の動きに気をもみましたが,何事もなく過ぎて,ほっとしているところです。
子どもたちは24日の運動会に向けて練習に励んでいます。日中は日差しが強く,暑い日もありますが,秋の気配は日に日に濃くなっています。子ども一人一人にとって「実りの秋」にしてきたいものです。
今日は朝から青空が広がっていますが,先週は月曜日から水曜日にかけて大雨に見舞われました。牧園に設置された県の雨量計では1時間に85ミリの猛烈な雨を観測し,雨が降っている間は息苦しさを感じるほどでした。学校の近くを流れる中津川はみるみる水位が上がり,一部では道路に水が流れ出しているところもありました。幸いなことに人的な被害がなく,子どもたちの登下校,学校生活にも大きな支障はありませんでした。梅雨時の雨は豊かな実りをもたらしてくれるものですが,降りすぎるのも困りますね。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
昨日から梅雨らしい天気が続いています。今朝も早くから校庭にたたきつけるような雨。雷鳴も不気味にとどろいています。
雨をうらめしく思うのは私たち人間だけでしょうか。雨が止んだ少しの間にカエルの声が聞こえてきます。そして,学校の周りの田んぼでは植えられたばかりの稲の苗が恵みの雨に喜んでいるのではないでしょうか。まだまだ雨の季節は続きます。雨の日ならではの楽しみ方を見付けて安全に過ごしたいものです。そして,大きな災害が起こらないことを祈るばかりです。